イメージを捨て、あるがままの世界に向き合うこと。
世界の人間化、情緒化をまず排斥すること…
今世界にカメラが溢れていますが、真逆の方向に世の中は進んでいると思います。
例えば、「女子カメラ」という雑誌は、写真をいかに女子っぽく、詩的に撮るかということをある程度論理的に説明することで売れまくっている。
写真は詩的であることを、世の中は求めている。
事物が事物であることをわかるなんて、たぶん死んだときだけでよいのだろう。
人間が人間として生きている限り、人間の視点は捨てられない。
でも、カメラのシャッターを押すときは、中平卓馬の言葉らを思い出してしまう。
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